TypeScript: bun check で tsc 互換の型チェックを高速に回す
Bun 1.4.3 から同梱の bun check は TypeScript 7 系の型チェッカーで、tsc --noEmit と同系統のエラーを出しつつ、大規模リポジトリでは数倍速く・メモリも少ない。emit や LSP はしない。
どんな時に使う?
- CI やローカルで「型だけ」を高速に確認したいとき
- すでに Bun を使っているプロジェクトで、別途
typescriptパッケージを入れずに型チェックしたいとき bun run/bun test/bun buildの直前に型エラーで止めたいとき
手順・コマンド
bash
# プロジェクト全体を型チェック(tsconfig.json を読む)
bun check
# 型チェックに通ったときだけ実行 / テスト / バンドル
bun run --check src/index.ts
bun test --check
bun build --check ./src/index.ts --outdir outBun.build({ check: true })でも同様に失敗させることができる。- エディタの Language Server は従来どおり TypeScript 側を使う想定。
bun checkは CLI / CI 向け。
注意点
- Bun 1.4.3 以降。実装は typescript-go のポートで、TS 7.0.2 の conformance を通すと公式は主張している。
- JavaScript /
.d.tsの emit はしない。配布用の宣言ファイル生成には別途tsc等が必要。 - 既存の
tsc結果と差分が出たら Bun 側のバグの可能性があるので、公式の diff 手順で issue を切る。
出典
- @azu_re · 2026-10-10
- Bun 公式ブログ: bun.com/blog/bun-v1.4.3