AIデザイン開発は「簡易要件で5案発散→機械+LLMチェック→人が選ぶ→詳細要件で収束」にする
デザイナー不在チームでも自走できるよう、AIに案とチェックを任せ、最終判断だけ人が行うプロセス。
どんな問題を解決するか / いつ使うか
コーディングエージェント(例: Claude Code)で画面UIを内製したいが、詳細な画面要件書を最初から書けないとき。デザイン判断の暗黙知をチームで共有したいとき。
やり方
- インプット(最初は薄く)
簡易な画面要件、既存コード、デザインガイドライン、デザイントークン、ペルソナをエージェントに読ませる。 - 発散
コードベースのデザイン案を複数(例: 5案)生成させる。インプットが少ないほど案の幅が広がり、多いほど抜け漏れは減るが発想は狭まる。 - 品質チェック(二段)
- 答えが一意なルール(トークン遵守・既存コンポーネント使用など)→ 機械的チェック
- 文脈が必要な観点 → LLMチェック
NGなら再生成に戻す。
- 人が方向性を決める
AIの評価を参考に人が1案を選ぶ。評価軸の例: 課題解決の適切さ/ターゲット適合/主役情報の目立ち度/一目のわかりやすさ。 - 収束
選んだ方向から詳細な画面要件書を作り、最終デザインを再生成する。 - ガイドラインは3階層(AI向けに md / JSON)
- 第1: 思想(ブランド・原則)
- 第2: 契約(トークン・禁止ルール)
- 第3: コンポーネントごとの契約
- 修正はプロトタイプ上で
Playwright等で実際に触り、座標付きで指摘すると「どこを直すか」が正確に伝わる。
注意点・対応状況
- 「良いデザイン」は点数・チェック項目(例: 20項目)に落とすと、職種を越えて議論しやすく、AIにも渡しやすい。
- 美しさ・心地よさの言語化はなお難しい。最終意思決定と結果責任は人に残す。
- 詳細はKOELの登壇レポート(note)を参照。
出典
- 投稿者: @seikei_kin(紹介)/元記事: KOEL DESIGN STUDIO
- 投稿: @seikei_kin · 2026-10-09
- 記事: note.com
- 収集日: 2026-10-10(JST)