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インフラ

AI エージェント用サンドボックス: 隔離の 4 概念(プロセス / gVisor / microVM / WASM)

エージェントの「動的なツール実行」を安全に閉じるには、隔離境界の種類を先に選ぶ。プロセス分離・gVisor・VM(microVM)・WASM の 4 つで強度・互換・コストが違う。マネージドは Firecracker / Hyper-V / gVisor 系が多く、自前は用途で使い分ける。

@LayerX_tech · 2026-10-14
#infra#security#sandbox#containers#firecracker#gvisor#wasm#agents

どんなときに使う?

やり方(選定の軸)

概念主な境界代表向き
プロセス分離namespace / cgroup / seccomprunc, crun信頼度が高い通常ワークロード
gVisorユーザー空間カーネル(Sentry)runsc, GKE Sandbox未信頼コード、マルチテナント
VM / microVMハイパーバイザー + ゲストカーネルFirecracker, Kata, Docker Sandboxes強いテナント分離
WASMランタイム + WASI capabilitiesWasmtime, WasmEdgeプラグイン・軽量ツール。Linux 全面互換ではない

各社の寄せ方(公開情報ベース):

  • AWS: Firecracker(Lambda/Fargate)。AgentCore は内部非公開
  • Azure: Container Apps Dynamic Sessions(Hyper-V)
  • GCP: GKE Sandbox(gVisor)
  • OpenAI: Code Interpreter は「fully sandboxed VM」と説明(内部非公開)。Codex ローカルは Seatbelt / bubblewrap / Windows Sandbox
  • Docker Sandboxes: microVM 系の実験機能
  • Cloudflare Agents: V8 isolates(+ プロセスサンドボックス)。JS/WASM のみ
  • E2B 等: マネージド Linux サンドボックス(内部実装は非公開が多い)

設計では隔離に加え、最小権限・入出力検査・監査ログをセットにする。

注意点

  • 「コンテナ=十分」ではない。ホストカーネル共有のままではカーネル脆弱性の影響を受けうる
  • gVisor / WASM は syscall・互換の制約がある。既存 Linux アプリをそのまま、は VM 寄りが無難
  • 記事は 2026-04 時点の調査。各社の実装は変わりうるので一次情報を再確認する

出典

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