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インフラ

AWS で目的を取り違えやすい 2 組: Multi-AZ と Read Replica、EBS と Instance Store

Multi-AZ は「可用性のための同期コピー」、Read Replica は「読み取りを増やすための非同期コピー」。EBS は独立して残るディスク、Instance Store はホストに付いた消えるディスク。似て見えても、選ぶ基準がまったく違う。

@dkfj · 2026-10-16
#infra#aws#rds#ec2#ebs#availability

どんなときに使う?

  • RDS で「冗長化」と「読み取り負荷分散」を同じ仕組みで済ませようとしているとき
  • EC2 のデータ置き場を選ぶとき(「インスタンスを止めたらデータが消えた」を防ぐ)
  • SAA などの試験で 2 択に迷ったとき

RDS: Multi-AZ と Read Replica

Multi-AZRead Replica
目的可用性(障害時のフェイルオーバー)読み取りのスケール
レプリケーション同期非同期(遅延がある)
待機側へのクエリ通常はできない(Standby は待機専用)できる(読み取り専用)
  • 「読み取りを逃がしたい」なら Read Replica。Multi-AZ の Standby には通常クエリを送れない
  • 例外として、Aurora や RDS の Multi-AZ DB クラスタ は仕様が別で、読み取り可能なスタンバイを持つ。使っているのがどちらかを確認する

EC2: EBS と Instance Store

EBSInstance Store
実体ネットワーク越しの独立したボリュームインスタンスのホストに直結したディスク
停止・終了したとき残る(終了時は削除設定しだい)消える
向いている用途OS・DB・永続化が必要なデータキャッシュ・一時ファイル・スクラッチ領域

判断の軸は「そのデータは消えても再生成できるか」。永続化が必要なら EBS(+スナップショット)、使い捨てで速さがほしいなら Instance Store。

注意点

  • Instance Store を選ぶなら、再起動では残るが停止・終了・ホスト障害で消える前提で設計する
  • Read Replica は非同期なので、書いた直後に読むと古い値が返ることがある

出典

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