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セキュリティ

サプライチェーン侵害パッケージを入れてしまったときの初動

「該当時間帯にインストールしたホストは侵害されたもの」として扱い、資格情報ローテーション → 監査ログ確認 → 既知の正常版に固定してクリーンな lockfile から再インストール、の順で動く。

@tan_stack · 2026-10-09
#supply-chain#incident-response#npm#credential-rotation

いつ使うか

  • TanStack、Bitwarden、antv、tensorlake などの npm/PyPI 侵害速報が出て、自分の環境・CI が影響範囲に入る可能性があるとき。

手順

  1. 影響有無の判定: lockfile と CI ログで、該当パッケージ・該当バージョン・該当時間帯(例: TanStack は UTC 19:20–19:30)のインストールがあったか確認する。
  2. 侵害前提で資格情報をローテーション: クラウド(AWS/GCP/Azure)、GitHub トークン(PAT / OIDC で取得したもの)、npm トークン(.npmrc)、SSH 鍵、Kubernetes / Vault 認証情報。ペイロードはこれらを狙う。
  3. 監査ログの確認: 直近数時間〜数日のクラウド監査ログ、GitHub の audit log、npm の publish 履歴に不審な操作がないか。
  4. 固定と再インストール: 既知の正常なバージョンに固定し、node_modules とキャッシュを消してクリーンな lockfile から再インストール。
  5. 永続化の確認: npm uninstall では消えない仕込みがある(別記事「AI 開発ツール設定ファイル経由の永続化チェック」)。
  6. npm トークンの見直し: npm は 2FA をバイパスする書き込み権限付き granular token を無効化した。自動化は Trusted Publishing(OIDC)へ移行する。

平時の備え

  • GitHub 侵害が VS Code 拡張経由で起きた件を受けた @lmt_swallow の推奨: ① 拡張機能の最小化&自動更新無効化 ② 念のためシークレットのローテーション。
  • GMO Flatt Security は大きな侵害のたびに「概要と対応指針」記事を出すので、一次情報として追う。

注意点

  • 一部のペイロードはキルスイッチ付きで rm -rf ~/ を実行するものもあった(Mini Shai-Hulud 第三波)。解析は隔離環境で。

出典

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