複数モデルのオーケストレーション: Sakana Fugu(入口で振り分け)と OpenRouter Fusion(全員に聞いてまとめる)
Fugu は入口の司令塔モデルがタスクを分解し、得意なモデルを選んで組み合わせる。Fusion は全モデルに並列で頼んで出口で統合する。コスト重視か性能重視かで使うモデルやモードを選ぶ。
(モデル・料金のサブテーマ)どちらも「Fable を超えた」とうたうが、仕組みが違うので向く使い方も違う。
仕組みの違い
- Fugu(前処理型): 司令塔が各ターンで状態を見て、モデル(7択)と役割(Thinker / Worker / Verifier の3択)を選び、Verifier が ACCEPT するまで最大5ターン回す(技術レポートの読み解き)。司令塔は 0.6B の小型モデルと軽量ヘッドを進化戦略で最適化したもの
- Fusion(後処理型): GPT・Claude・Gemini などに同じタスクを並列で投げ、判定役が出力をまとめる
使い分けのヒント
- Fugu には別々に学習されたモードがあり、TRINITY 系はコスト効率、Ultra(Conductor 系)は性能重視。難しいタスクでは Ultra を選ぶべきだった、という使用者の振り返りがある
- 自前で同じ発想をまねるなら、設計を書く役と批判的にレビューする役を別モデルにする(例: Claude Code が草案、Codex がレビュー)と設計の穴が洗い出せる
注意点
- 有料プランの週制限は使い方次第ですぐ減るという報告もある。料金・制限は公式で確認する
- ベンチマークの数字は各社発表。自分の課題で比べる
出典
- @xjuntaro 2026-06-22(Fugu と Fusion の比較): @xjuntaro · 2026-06-22
- @wayama_ryousuke 2026-06-22(技術レポートの要点): @wayama_ryousuke · 2026-06-22
- @laiso 2026-06-25(モードの違い): @laiso · 2026-06-25
- @hiromi_ayase 2026-06-23(Conductor 論文): @hiromi_ayase · 2026-06-23
- 関連: Devin Fusion: Main(高価)と Sidekick(安価)を常時並行させる、別ベンダーのモデルにレビューさせる(Codex 主 + Claude Code でレビュー)