AGENTS.md はツールごとに読み込み条件が違う(載っていても読まれない)
同じ AGENTS.md でも Claude Code/Codex/Cursor/Copilot/Gemini CLI で読み方が違う。常時ロードは短く、長い手順は skill に逃がす。
ツール別の要点(投稿時点のベンダー文書ベース、2026-10-13 確認)
- Claude Code(既定):
AGENTS.mdは cwd 以上にCLAUDE.md/.claude/CLAUDE.md/CLAUDE.local.mdが無いときだけ。個人用CLAUDE.local.mdを置くと黙ってAGENTS.mdが切れる。対策は Project instructions の設定、またはCLAUDE.mdに@AGENTS.md。/memoryで確認 - Codex: 常に
AGENTS.mdを読む。root→cwd を歩き、ディレクトリごとに1ファイル(AGENTS.override.mdが優先)。連鎖の合計上限は既定 32 KiB。ルートを小さくして入れ子分を残す - Cursor: ルートと入れ子の
AGENTS.md(入れ子が勝つ)。パス限定は.cursor/rules/*.mdc+globs。同フォルダの素の.mdは無視 - Copilot: どこにあってもよく、近い方が勝つ。パス指定は
.github/instructions/*.instructions.md+applyTo。リポ全体は.github/copilot-instructions.md - Gemini CLI: 既定は
GEMINI.md。settings.jsonのcontext.fileNameにAGENTS.mdを含める。/memory showで確認
何をどこに書くか
- 毎セッションの事実 →
AGENTS.md/CLAUDE.md/GEMINI.md - 特定フォルダ・ファイル種別 → パス限定ルール
- 複数ステップの手順 → skill
- 絶対にやってはいけないこと → hook(CLAUDE.md は文脈であり強制ではない)
サイズ目安とヘルパー
- Claude: CLAUDE.md は200行未満、Codex: 32 KiB、Cursor rules: 500行未満、という案内
- Claude
/doctor、Cursor/migrate-to-skills、Codexskill-creatorで常時ロード分を skill へ移す
ポータブルな起步
ルートに短い AGENTS.md(Codex 用に 32 KiB 未満)→ CLAUDE.md は @AGENTS.md + Claude 専用注記 → Gemini は context.fileName に含める → Cursor の rules は .mdc のみ。
注意点
- ベンダー文書は変わるので、導入時に各公式ドキュメントを再確認すること
- 関連: AGENTS.md を1本にして Claude Code と Codex で共有する(symlink) / AIコーディング: 肥大化した AGENTS.md を「サブエージェント3案」で整理させるプロンプト / AIコーディング: 「指示を書く」は最終手段。lint・ビルドエラー・hook・skillで機械的に縛る