テック技報最新号へ →
インフラ

コーディングエージェント用のリモート開発 VPS を作る(Tailscale で閉じる)

Codex / Claude Code を手元の Mac ではなく Linux VPS で動かし、Mac は表示だけにする構成。インバウンドは全部閉じて Tailscale SSH で入り、tmux でセッションを維持する。ノート PC を閉じてもエージェントは動き続ける。

@zack_overflow · 投稿 2026-06-29
#infra#vps#tailscale#remote-dev#ai-agent

どんなときに使う?

  • 複数のエージェント・worktree・開発サーバーで Mac が過負荷/サーマルスロットリングする
  • 外出先からも同じセッションを触りたい

手順(X の投稿をまとめたもの)

  1. VPS を借りる(Hetzner、OVH など。12 vCPU / 24GB RAM で月 $30 程度という例。Ubuntu 24.04)。
  2. SSH 鍵を登録し、dotfiles のコピー、git / node / pnpm / docker / tmux などのインストール、swapfile や zswap の設定を行う(エージェント自身にやらせてもよい)。
  3. インバウンド通信をすべてブロックし、Tailscale SSH で入るようにしてロックダウンする。
  4. tmux(またはエージェントアプリの SSH 接続機能、VS Code Remote SSH)で作業する。セッションは VPS 側に残る。
  5. 開発サーバーの公開は、tailnet 内なら tailscale serve、外部向けなら Cloudflare Tunnel を使う。
  6. 本番環境は別の保護されたデプロイ先に分け、GitHub を「正」として扱う。

エージェント同士の分離は軽くてよい(@zack_overflow の意見)

自分専用の 1 台(シングルテナント)なら、Firecracker の microVM のような重いサンドボックスは過剰。エージェントごとに別フォルダ / worktree、開発サーバーは別ポート、必要ならネットワーク名前空間で 99% 足りる。壊されても VPS 事業者の機能でロールバックできる。

SSH をさらに守る

SSH の前に Tailscale(WireGuard)・cloudflared・Cloudflare Access for Infrastructure(Zero Trust)のどれかを挟めば安全性が上がる、という整理: @PoyotanP · 2026-06-07

注意点

  • 投稿内の価格(月 $30、2か月で 2.5 倍に値上がりした等)は投稿時点の話。
  • 「サンドボックスは不要」は自分しか使わない 1 台に限った意見。共有マシンや本番の認証情報がある環境では当てはまらない。
  • スマホ・iPad からつなぐ方法は iPad / スマホからエージェントの tmux に入る: Mosh × Tailscale を参照。

出典

X の元の投稿を開く