コーディングエージェント用のリモート開発 VPS を作る(Tailscale で閉じる)
Codex / Claude Code を手元の Mac ではなく Linux VPS で動かし、Mac は表示だけにする構成。インバウンドは全部閉じて Tailscale SSH で入り、tmux でセッションを維持する。ノート PC を閉じてもエージェントは動き続ける。
どんなときに使う?
- 複数のエージェント・worktree・開発サーバーで Mac が過負荷/サーマルスロットリングする
- 外出先からも同じセッションを触りたい
手順(X の投稿をまとめたもの)
- VPS を借りる(Hetzner、OVH など。12 vCPU / 24GB RAM で月 $30 程度という例。Ubuntu 24.04)。
- SSH 鍵を登録し、dotfiles のコピー、git / node / pnpm / docker / tmux などのインストール、swapfile や zswap の設定を行う(エージェント自身にやらせてもよい)。
- インバウンド通信をすべてブロックし、Tailscale SSH で入るようにしてロックダウンする。
- tmux(またはエージェントアプリの SSH 接続機能、VS Code Remote SSH)で作業する。セッションは VPS 側に残る。
- 開発サーバーの公開は、tailnet 内なら
tailscale serve、外部向けなら Cloudflare Tunnel を使う。 - 本番環境は別の保護されたデプロイ先に分け、GitHub を「正」として扱う。
エージェント同士の分離は軽くてよい(@zack_overflow の意見)
自分専用の 1 台(シングルテナント)なら、Firecracker の microVM のような重いサンドボックスは過剰。エージェントごとに別フォルダ / worktree、開発サーバーは別ポート、必要ならネットワーク名前空間で 99% 足りる。壊されても VPS 事業者の機能でロールバックできる。
SSH をさらに守る
SSH の前に Tailscale(WireGuard)・cloudflared・Cloudflare Access for Infrastructure(Zero Trust)のどれかを挟めば安全性が上がる、という整理: @PoyotanP · 2026-06-07
注意点
- 投稿内の価格(月 $30、2か月で 2.5 倍に値上がりした等)は投稿時点の話。
- 「サンドボックスは不要」は自分しか使わない 1 台に限った意見。共有マシンや本番の認証情報がある環境では当てはまらない。
- スマホ・iPad からつなぐ方法は iPad / スマホからエージェントの tmux に入る: Mosh × Tailscale を参照。