テック技報最新号へ →
AIコーディング

Claude Code: /advisor で「強いモデルを相談役」にする

メインは Opus/Sonnet/Haiku のまま、計画前・同じエラーの再発時・完了宣言前だけ、より強いモデル(Fable など)に会話全体を読ませて助言させる公式機能。

@polydao · 投稿 2026-09-28
#ai-coding#claude-code#advisor#マルチモデル#コスト

どんな時に使う?

  • 大きなリファクタや長いデバッグなど、ほとんどの手順は定型だが「方針の良し悪し」で結果が決まる作業
  • Fable を常用するとコストが重いが、要所だけ高い知能を使いたいとき

手順

  1. セッション中に設定(設定は advisorModel としてユーザー設定に保存される)
    /advisor fable      # 引数なしで実行するとピッカーが開く
    /advisor opus
    /advisor off        # やめる
  2. 1セッションだけ試すなら起動時フラグ: claude --advisor opus
  3. 恒常設定: ~/.claude/settings.json に {"advisorModel": "opus"}
  4. 呼ぶタイミングはモデルが決める。明示したいときはプロンプトで「続ける前に advisor に相談して」と書く
  5. 助言の中身は transcript の Advising 行で Ctrl+O を押すと読める

組み合わせの目安(公式ドキュメントの表より)

メイン相談役にできる例
Haiku 5.5 / Sonnet 5Fable, Opus 4.7+, Sonnet 5+
Sonnet 5.5Fable, Opus 5+, Sonnet 5.5
Opus 5 / 5.5Fable, Opus 5+
  • 相談役はメイン以上のランクである必要がある(下位だと付与されない)
  • 「Sonnet メイン+Opus 相談役」「Haiku メイン+Opus 相談役」がコスト重視の定番

注意点

  • 「/advisor fable が効かない」という話の正体: プランによっては Fable の利用をクレジット課金にする一度きりの同意が必要。未同意だと /advisor fable は保存されず /model fable に誘導される。先に /model fable で同意してから設定する。
  • 実験的機能。Anthropic API 直のみ(Bedrock / Vertex 等では不可)。DISABLE_TELEMETRY などフラグ取得を止める環境変数があると無効になる。
  • 相談のたびに相談役モデルが会話全体を読む(キャッシュされない)ので、その分トークンを消費する。
  • X で出回っている「Opus 5.5 メイン+Fable 5.1 相談役+サブエージェント3体」設定プロンプトは便利だが、ファイル変更前に必ず差分を見せさせること。

出典

X の元の投稿を開く