Claude Code を大規模コードベースで使うときの型(Anthropic 公式のまとめ)
数百万行のモノレポやレガシーでは「コンテキストを絞る」設計が効く。ルートの CLAUDE.md は薄く、サブディレクトリごとに CLAUDE.md、セッションは関係するパッケージで始める。
設定・運用のパターン
- ルートの CLAUDE.md は最小限。パッケージごとの規約・ビルド/テストコマンドはそのディレクトリの CLAUDE.md へ(Claude は辿ったディレクトリの CLAUDE.md を読む)
- セッションは作業対象のパッケージで起動し、そこでのテスト・lint コマンドを明示
- 生成コード・サードパーティのコードは除外して探索ノイズを減らす
- 構成が不規則ならコードベースの地図(どこに何があるか)を用意
- シンボル検索は LSP を使わせる(grep より正確)
- 設定は 3〜6か月ごと、大きなモデル更新のたびに見直す
大規模移行(言語の置き換えなど)のコツ
- 旧コードを「実行可能な仕様」とみなし、新旧両方に同じテストを流す判定役を最初に作る
- 依存関係の地図をスクリプトで作り、バッチ分けして並列化
- レビューは敵対的に、検証は機械的に(コンパイラ・diff・テストを審判に)
- 量の多い実装は小さいモデル、ルールを書く役とレビュー役に大きいモデル
- 作業キューは再開可能に(「完了=出力ファイルが存在する」)
- 公式の移行キット(
anthropics/code-migration-kit-with-claude-code)と code-modernization プラグインがある
注意点
- 数十万フォルダ規模や git 以外の VCS では階層 CLAUDE.md でも破綻しうる、と公式も注記
- 関連: AIコーディング: 肥大化した AGENTS.md を「サブエージェント3案」で整理させるプロンプト / AGENTS.md はツールごとに読み込み条件が違う(載っていても読まれない)
出典
- @ClaudeDevs · 2026-05-19
- 公式ブログ: claude.com
- 移行の記事: claude.com