Claude Designのプロトは「名札+対応表」でデザインシステムどおりのFigmaにする
AIにFigmaを「描かせる」のではなく、プロト部品に data-ds 名札を付け、JSONの対応表を引いてFigma MCPでライブラリ部品を差し込む。推論のぶれを構造判断から外す。
どんな問題を解決するか / いつ使うか
Claude Design(やHTMLプロト)で作った画面を、既存のFigmaデザインシステムのコンポーネントで組み直したいとき。ゼロから「同じように組んで」と頼むと、ライブラリのインスタンスがほとんど付かない「それっぽい四角」になりがちなとき。AIでUIを量産するなら、先に「人間が育てたFigmaのDS+DESIGN.md+見本」を揃える(10→100向き) や AIで作ったLP・実装をFigmaのデザインデータに戻し、Figma上で赤入れ・編集する とつながる。
やり方
- プロト生成スキルに名札ルールを足す
各コンポーネントのいちばん外側にdata-ds="ライブラリのコンポーネント名"を付ける。ライブラリに無いものはdata-ds="none"。クラス名は生成のたびに変わるので使わない。 - 対応表(JSON)を用意する
名札ごとに、置くコンポーネントの key、variant、文言プロパティ、表示切替の取り方を書く。例のイメージ:
json
"Row/Switch": {
"key": "<ライブラリのコンポーネントkey>",
"variant": { "Toggle": "@aria([role=switch],aria-checked)" },
"text": { "MainText": "@seg(0)" }
}- スクリプトで組み立て計画を出す
プロトHTMLを読み、名札・文言の並び・ARIA(スイッチのON/OFFなど)だけを手がかりに、画面ごと・状態ごとの計画を生成する。AIの推論はここまででほぼ終わり。 - Figma MCPでテンプレートに差し込む
ライブラリから key でコンポーネントを読み、プロパティを入れ、ヘッダーや下タブ付きテンプレートのスロットへ状態ごとの画面として差し込む。投稿の実案件では4画面・12状態の組み立てが約20秒だった、とある。 - ライブラリに無い部品は似た部品で無理に埋めず、点線枠などで「人が作る」と明示する。
うまくいく条件
- 出力形式をスキル/プロンプトに明記する(「同じように」だけでは形がぶれる)。
- 部品をデザインシステムの名前と対応づける(名札が無いと毎回推論任せになる)。
- 必要なコンポーネントとテンプレートをライブラリに公開しておく(未公開部品は置けない)。
注意点・対応状況
- 中身をプロパティで変えられない見本部品、端末別フォント変数の欠落などは自動化できない。
- 仕様書に無い要素はプロト生成のたびに出たり消えたりする。Figma化以前に仕様を固める。
- Figma MCP・Claude Design の手順はツール側の更新で変わる。導入時は公式ドキュメントを確認する。
出典
- 投稿者: @newfulcrum(ふるくらむ)/紹介: @note__design
- 投稿: @note__design · 2026-10-11
- 記事: note.com
- 収集日: 2026-10-12(JST)